クヌギカメムシの越冬卵に驚愕

 カメムシ類は14を基本として,28個42個などまとめて産卵する事はよく知られている。さらにカメムシ科の越冬は成虫が色々の場所に潜り込み,寒さや乾燥を防ぐのが一般的である。ところがクヌギカメムシは,クヌギの枝の表面に30〜40個単位で数匹が集団で産卵する。卵は寒天状の物質で防護され,乾燥すると菌の子嚢殻のように見える。雨が降るとゼラチン質が膨れる。卵の呼吸を助けるために3本の卵気門がのびているのが特徴である。

越冬地であるクヌギ林 クヌギカメムシ産卵直前 まとめて生み付けられた越冬卵
乾燥状態の越冬卵 卵に付属する3本の卵気門 ふ化直後