ツルウメメモドキシロハモグリガとサルトリイバラシロハモグリガ

 寄主植物が違うだけで殆ど同じような形態と生態を持っています。ツルウメモドキの葉の組織を食害し、中心部に糞を集め周辺を次第に喰い広げる。一カ所に2〜3頭が生息することが多い。幼虫の腹部第8節から透視できるマルピギー管付属腺は褐色〜赤色で、サルトリイバラシロハモグリ幼虫と区別できる。サルトリイバラシロハモグリガでは幼虫は1頭が普通であるが、マインが融合した場合には複数の幼虫が共存する。付属腺の色は白色。この2種のハモグリガの特徴はなんといってもその繭の美しさです。寄主の葉の裏に作られた純白のH型のド−ムとその下の紡錘形の繭は芸術品のようです。成虫も純白に黒い眼状紋を持ち美しい。もしこんな小型の蛾でなかったら有名になっていたでしょう。

ツルウメモドキ潜葉 ツルウメモドキ幼虫 ツルウメモドキシロハモグリ繭
ツルウメモドキシロハモグリ繭 ツルウメモドキシロハモグリ蛹 ツルウメモドキシロハモグリ成虫