タカラダニはいつでもどこでも狙っている

 タカラダニの寄主範囲はカメムシ目の昆虫やクモ類と思っていた。ヨコバイ、アブラムシ、カメムシなどに鮮やかな赤色の小さな点として見えるのでよくわかる。 ところがハバチの幼虫やスソキンモンコハマキ、カラスヨトウというチョウ目の成虫に寄生している珍しい例があった。 蛾類では鱗粉やその色彩が複雑なため、寄生が目立たず見落とされているのかもしれない。 カラスヨトウは夏樹皮の下で夏眠する性質があるため、タカラダニにとっては寄生の可能性は高くなる。 ハバチの場合寄生されるチャンスは少ないと思われるが、一頭に多数のダニが寄生している例が多いのは不思議である。 タカラダニにもいろいろな種類があり、寄生性も異なるものなのであろう。

スソキンモンコハマキに寄生している
タカラダニの幼体
カラスヨトウに寄生 ハバチ幼虫に寄生しているヤマとタカラダニ
コナジラミに寄生するアリマキタカラダニ ヒトリガ類の幼虫に寄生するタカラダニ ヤガの前翅に寄生するタカラダニ
カタアカマイコガに寄生するタカラダニ ヤマトクサカゲロウに寄生するタカラダニ
SEMで見たタカラダニ