サザンカ餅病菌を餌にするハエとシャクトリガの幼虫

食菌性の昆虫には古くから関心があり、このメモの中にもキクイムシやキイロテントウ、カナヤハカマカイガラなどについて触れています。そして、今年サザンカの餅病菌を餌とするタマバエの調査をしている間に、この菌を餌にするもう一種の昆虫を発見しました。それはなんとシャクトリムシの一種だったのです。鱗翅目幼虫で菌を餌とするのはキノコ類の害虫として数種が知られていますが、病原菌を餌として、しかもシャクトリムシ類であるのには驚きました。

サザンカのモチ病の胞子層が何者かに
食い荒らされている
シャクトリムシ幼虫が盛んに胞子を食べている
小型のタマバエ幼虫が胞子を食べている 老熟幼虫は葉から離れて蛹となる