冬に活動する寒さに強い天敵

 
 秋冬野菜などではアブラムシ・ハモグリバエなどが増殖率は低いものの長期間にわたり加害するため実害がある。
天敵利用を考える場合、休眠をせず寒さに強い天敵が活躍してくれれば被害を防ぐことが出来る。11月〜12月に
かけてキャベツ・ハクサイ・チンゲンサイなどの圃場で天敵の調査をしてみた。10月まではアブラムシの天敵として
テントウムシ・クサカゲロウなども活動した。11〜12月にはヒラタアブの幼虫が中心となり、アブラバチもわずかながら
マミーを作った。このように10月までの天敵と11月〜12月の天敵では主要な天敵が入れ替わったり、同属でも種類
が異なる場合がある。 これらの事は生物農薬を開発する場合などの参考になるのではないだろうか

クロヒラタアブ成虫 ハウスの雑草に寄生するアブラムシなどに多い