ヒサカキを利用する4種のハモグリガ

ヒサカキは日本全土の林床に生活する陰樹の代表です。常緑ということもあり、また宗教行事などにも欠かせないおなじみの林木です。ヒサカキの葉は4種のハモグリガが同時に利用し、いずれもヒサカキの固有種だと考えられています。習性は違いますが競争関係にあることは間違いありません。どのようにして調整されているのでしょうか?早い者勝ちという感じもあります。ハモグリガ類が競合する代表的な植物にコナラがあります。こちらは地域的な分布に違いもありますが15種類ものハモグリガ類が同時に競合する激戦区です。両者とも古い時代からの日本固有種であることは興味のあることです。ヒサカキに潜る4種のハモグリを幼虫時代に識別するのは容易です。また、蛹も全く違った場所に作られ、形も違います。成虫に至っては誰にでも見分けられると思います。

ヒサカキハモグリガ
ヒサカキホソガ
ヒサカキムモンハモグリ
ヒサカキコハモグリガ