吸血性マダニ

 吸血性動物はマダニを始めとしてカ・ブユ・ノミ・シラミなどの昆虫類、ヒル・コウモリ・鳥類などで知られている。テレビや映画の題材とされることが多いのでなじみの深い動物たちです。最近盛んになっている探鳥会、トレッキング、山野草、山菜取りなど森林に入るときに気をつけなければならないのがマダニです。樹上から落下して襟首や裾から入り込みこっそりと吸血に取りかかります。吸器を挿入するときは同時に麻酔をかけるのでほとんど痛みを感じません。吸血して膨大したものが衣服に接触してダニの体が引っ張られた時に始めて違和感を持ちます。元の体の10倍以上になりますから引き離すときには注意が必要です。無理に取り除こうとすると吸器が皮膚に残ってしまいます。写真で見るように吸器は複雑な構造物です。どこにでもいますから服装に注意して森に入りましょう。

マダニ成虫背面 マダニ成虫腹面
マダニ吸器