グミハモグリキバガ の営繭行動


グミハモグリキバガ Apatetris elaeagnella Sakamaki, 2000はグミの葉の表に産卵し、幼虫が表皮と葉肉の間を食害する。糞はそのマインの中にため排出することはない。赤褐色に老熟した幼虫は葉裏の表皮との間に潜り込みます。そこで幼虫はほぼ円形に表皮組織の間に隙間を作る。この中で幼虫は吐糸して繭を作り蛹化する。潜り込んだ後に左右の葉をやや引き寄せるように糸を張るので、表皮はややふくらみ葉をつまんだような形になる。このように葉をつまんだような型の繭は多くのホソガで見られるが植物の表皮を利用したものは少ない。羽化してきたキバガはキバが全く見られない珍しきキバガでした。金属光沢の帯を持つ真っ黒な蛾です。

潜葉 幼虫 幼虫
羽化後の蛹 雌成虫 雄成虫 雄成虫腹面